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哲学・思想の専門古書店「星林堂」店主の日々録
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長い蔵書点検がようやく終わりました。

星林堂再開まで、あと一息です。

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9月から、東京神田神保町の三省堂第二アネックスビル4F
スーパー源氏神保町店に、星林堂の書架を置かせてもらうことになりました。

弊店の哲学・思想関連の古書300冊余りを厳選して展示しています。
実際に手に取ってお買い求めいただけますので、
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

三省堂第二アネックスビルは、すずらん通り側に入口があります。
4Fのフロアには数十の個性的な古書店の棚がずらりと並んで
どなたにも楽しんでいただける空間になっています。

これまでどおりネット販売も続けてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。




夏の恒例行事、京都下鴨神社糺の森の古本祭に行ってきました。

37度を超える猛暑の中、今年は出足が鈍るかなと思いきや、
初日の11日は午前中からかなりの賑わい。
屋台のカキ氷には、すでに行列ができていました。

さっそく本部でウチワをもらって、まずは北側の児童書コーナーへ。
ここで絵本を数冊買ってから徐々に南下。
楽しみにしていた「海月文庫」さんのテントは特に念入りに見ました。

森の中はかなり涼しいとはいえ、2時間も立ちっぱなしだと暑さで
クラクラしてきます。
何度も休憩を挟みつつ、この日は西側のテントを見るだけで終了。
結局2日通って、ダンボールひと箱分の本を購入しました。
今年は、店ごとに3冊500円などのお買い得ワゴンが目白押しで、
かなりお得感がありました。まずまず満足。

関西で開催される古本祭の中では、規模、品揃い、雰囲気、
どれをとってもやっぱり下鴨神社のが一番!と思います。
先日、所用で上京した際、神保町三省堂ビルにオープンした
スーパー源氏リアル古書店を訪ねました。

立ち上げから開店までの経緯は毎月送ってもらう「かわら版」等で知っていたものの、
実際に見るのは初めて。
数十店舗の個性的な棚がワンフロアに集結した景色は、大変見ごたえがありました。
平日にもかかわらず客足は途絶えず、神保町という場の強みを実感。
しかも客層はかなりひねった本を探す「本の虫」が多いとのこと。

代表の河野さんに思いがけずお目にかかることができたので、
開業講座以来のご無沙汰を詫び、最近の状況などを少し伺いました。

神保町店の開店に際しては、出店のお誘いを再三いただいていたのに、
「でも、うちは地方だからな~、東京は遠いし」と、なかなか踏ん切りがつかず、
開業講座でご一緒した「ばおばぶ文庫」さんの奮闘ぶりを拝見しつつ、
リアル古書店の成功を祈っておりました。

聞けば9月から棚を2本増設されるとか。この機会に
星林堂さんもぜひ!と河野さんから背中をおしてもらいました。

まだまだ不勉強で駆け出しの私が、一棚とはいえ神保町に店が持てるなんて、
考えようによればこんな好機はなかなかありません。
勉強させてもらうつもりでやってみようかな、と考え始めたところです。

今回のスーパー源氏リアル古書店訪問は、怠け者の私の重い腰を
「よっこらしょ!」と引っ張りあげてくれました。



7月30日(火)~8月4日(日)

お休みさせていただきます。

この間にご注文いただいた商品は、
8月5日(月)以後の発送となります。

ご不便をおかけいたしますが、
どうぞ宜しくお願い申しあげます。
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