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実家の書棚の大半を占めているのが「世界の名著」や西田、九鬼、和辻などの全集もの、それから学生時代に買い集めた文庫本の数々。場所をとるからという理由でそのまま置いてもらっていますが、データ入力がまだなので、この夏はパソコンを持ち込んで整理しなければと思っています。数日がかりの作業になりそうです。
西田、九鬼、和辻といえば、云わずと知れた、京都帝大に籍を置き、日本哲学の礎を築いた面々。疎水辺りの哲学の道は西田が散歩がてら思索にふけったことからついた呼び名とか。京都に行くたび、そこかしこにアカデミズムの片鱗を見つけることができ、それが京都にひきつけられる一番の理由かもしれません。
今年の夏も京都に行くぞ~! でもその前に、山のような在庫の打ち込み作業が・・・う・う・う、しんどい。
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オープニングセール用の児童書・絵本100冊の選本が終わりました。今回出すのは、どれも状態のいいものばかり。かなりお買い得だと思いますよ。
哲学・思想の専門店と謳っておきながら、オープニングセールに絵本を売るのはいかがなものかとの声が聞こえてきそう・・・でもまぁ、これもありということで。
在庫が充実してきたら、哲学部門とは切り離して、児童書や絵本、コミック類の専門店化をめざそうと思っています。そしてゆくゆくはギャラリー併設のBOOKS & Cafe を・・・・「アホが夢見とんな」とツレはツレない返事。
夢はつきませんが、しばらくは共存でいきます。
昨日、久しぶりに「ばおばぶ文庫」さんのサイトを訪問したら、なんと「星林堂」リンクのバナーを作ってくださっていました。ありがとうございますっ!!感激ですっ!!さっそくこちらからもリンクさせていただきましたよ。
この夏は神田の三省堂古書館に出店されるとか、がんばってくださいね!!
できたら東京まで足を運びたいところですが、セールをする関係もあり、せいぜい関西どまりかな。
恒例の京都下鴨神社の古本市には是非とも行ってみるつもりです。関西一円の古本屋さんが集結する大きな古本祭りで、児童書コーナーも充実。黒い本の掘り出し物もあり、好事家にはたまらない催しです。
古本好きの一人として楽しんでいたお祭りが、商売を始めた今年はどう映るか。自分の変化も発見できるかも、と楽しみにしています。本にはそれなりの値段がついているので、仕入れと考えるにはちと辛いですが。
セールの準備ができたところで、これからまだ入力を済ませていない倫理学関係の黒い本に取り掛かります。
いちばん力を入れたい、そしていちばん蔵書数の多い分野が、いちばん後回しになってしまいました。
でも正直、黒い本って打ち込みにはすごく時間がかかるんです。ヤケ・シミ・ヨレ・擦れ・ヨゴレ・線引き・書込み・・・・本の状態を記すだけでも一苦労。でもやるっきゃないですね(苦、、、)
開店から二週間、狭い倉庫兼事務所で「暑い!暑い!狭い!狭い!」とボヤキながら、
慣れない発送作業にあたふたしているうちに夏休みに突入しました。
夏休みにはオープニングセールで絵本や児童書を売ろう!と意気込んでいたのに、
段取りの悪さから今もってまったく準備ができていない始末(泣)、、
でもやりたいことは後回しにはできない性格なので、本命の哲学書の登録を後回しにして、
オープニングセールの準備を始めることにしました。
絵本・児童書のジャンルから100冊セレクトして2割引きで販売します。
期間は8月末まで。
『むかしむかしおばあちゃんは』 神沢利子作 福音館書店(画参照)など、絶版児童書や絵本も
出品する予定です。長い夏休み、親子で楽しんでもらえる本を提供できたらと思います。
前述の 『むかしむかしおばあちゃんは』は、「おばあちゃんが湯たんぽだったはなし」
「おばあちゃんが井戸だったはなし」・・・と、おばあちゃんの奇想天外な思い出話が
オムニバス形式で語られます。まさに上質なファンタジー!
でも、今の子どもたちの感性にはそぐわないのか、残念ながら絶版になってしまいました。
おばあちゃんのやさしい語り口は、心地よい風に吹かれているようで、癒し効果抜群!
かつて子どもだった人たちには、きっと気に入ってもらえると思います。
オープニングセール、ご期待ください!!
ツレと二人で姪の結婚式に出席するため徳山まで行ってきました。
姪の父親(つまり義兄です)の姿が見えないと思ったら、なんと朝から骨董市に出かけていたそうな。
ギリギリ到着した義兄に「花嫁の父なのに、それでいいのか!」と言うと、「親の通夜明けで骨董市に顔を出すものもおる!」と。なかなか骨董道を極めるのは常人には理解しがたいもののようです。
せっかく徳山まで行くのだから、有名な老舗古本屋「マツノ書店」に寄って帰らねば!と行く気満々で来たのに、4時間に及ぶ大宴会でツレの分まで食べまくり、よせばいいのに最後に出されたケーキまでたいらげた結果、お腹の調子が悪くなり断念。古本道を極めずして帰広するハメに・・・残念!!
帰りに倉庫兼事務所として借りているマンションに寄ると、駐車場を脱兎のごとく走る男が・・・
その後から若い女性が凄い形相で走ってきて、「チェックのシャツを来た男に会いませんでしたか!?」と言うので事情をきくと、男がいきなり部屋に入ってきて、住人がいると気づくや否や逃げ出したとか。オートロックだからと安心して部屋の鍵はかけてなかったらしい。
犯人を目撃した以上、報告するのは善良な市民の義務と思い、礼服姿のまま女性と連れ立って近くの交番へ。「マル害」とか「追尾」とか、刑事ドラマでよく聞くコトバが交信で飛び交っていて妙に感心。その後、現場検証に立会い、40分後にようやく解放されました。
こんなにマンションやアパートが林立する人目の多い場所でも狙われるとは・・・・ひとごとではないので、留守番をしていたスタッフ(♂)に厳重に戸締りをするようにと言って帰りました。(やれやれ何という一日)
もっとも、侵入されたところで、あるのは古本の山と、その隙間で眠りこけるムサクルシイ男ひとりだけなんですけど。
開店初日の7月7日、ドキドキしながら注文を待っていると、入りました!記念すべき注文一冊目。
うちの本たちの中で、どれが最初にお嫁に行くだろうかとスタッフの中で賭けをしてたのですが、
予想を見事に裏切り、「法哲学概論」というお堅い本に白羽の矢が・・・。
やはり、風雪に耐えて、じっと我慢の日々をおくってきた身持ちの硬さが評価されたというべきでしょう。
埃を払い、プチプチで丁寧に包んで、スタッフ一同「可愛がってもらえよ~!」と念じつつ送り出しました。
郵便局で大口のゆうメールサービスを利用するのも初めてで、拒否されたらどうしようとおそるおそる
差し出したところ、スーパー源氏からの申し入れがちゃんと届いていたようで、すんなりと受け付けて
もらえました。窓口の局員さんも親切そうな方で、これからちょくちょくお世話になりますので、と挨拶
しておきました。ほっとひと安心。
「ばおばぶ文庫」さんから注文が入ったのにはびっくり!厳しい状況ですが、お互い頑張りましょう!とのエールまでいただき、本当に感激しました。ありがとうございます。本はお気にめしていただけたでしょうか。
ありがたいことに、ボチボチですが注文が入ってきています。ネットの力はやっぱりすごい!
「初心忘るべからず」。これからも迅速・確実・丁寧に本を届けていきたいと思っています。
うちの本たちの中で、どれが最初にお嫁に行くだろうかとスタッフの中で賭けをしてたのですが、
予想を見事に裏切り、「法哲学概論」というお堅い本に白羽の矢が・・・。
やはり、風雪に耐えて、じっと我慢の日々をおくってきた身持ちの硬さが評価されたというべきでしょう。
埃を払い、プチプチで丁寧に包んで、スタッフ一同「可愛がってもらえよ~!」と念じつつ送り出しました。
郵便局で大口のゆうメールサービスを利用するのも初めてで、拒否されたらどうしようとおそるおそる
差し出したところ、スーパー源氏からの申し入れがちゃんと届いていたようで、すんなりと受け付けて
もらえました。窓口の局員さんも親切そうな方で、これからちょくちょくお世話になりますので、と挨拶
しておきました。ほっとひと安心。
「ばおばぶ文庫」さんから注文が入ったのにはびっくり!厳しい状況ですが、お互い頑張りましょう!とのエールまでいただき、本当に感激しました。ありがとうございます。本はお気にめしていただけたでしょうか。
ありがたいことに、ボチボチですが注文が入ってきています。ネットの力はやっぱりすごい!
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