忍者ブログ
哲学・思想の専門古書店「星林堂」店主の日々録
Admin  +   Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

星林堂は8月10日から13日まで、お盆休みをいただいております。

2011081114180000.jpg
待望の京都下鴨神社の古本まつりが始まりました。

関西一円の古本屋さんが一堂に会する恒例行事。今年は80万冊を超える規模だとか。
本がいっぱい入って重そうなビニール袋をぶらさげた人々とすれ違うたびに、もう本がなくなってしまったのではないかという焦燥感にかられます。80万冊だもの、そんなワケないのですが。はやる気持ちを抑えて参道を進むうちに・・・見えてきました!深い木立の中に並ぶテントの波。初日だというのに、どのテントも人、人、人。さすが夏の京都の定番行事です。

さっそく無料で配られている団扇をゲットして人の群れの中へ。
かき氷やジュースを売る屋台が並ぶ南側は混雑していたため、神社に近い北側から見て回ることにしました。こちらには例年通り、児童書のテントが並んでいます。去年も一昨年も、大阪三邑会メンバーによる「紙芝居」の上演があったのだけど、今年はないのかな?レトロで怖いあの紙芝居が見れないのは、ちょっと残念!

京都では春、夏、秋と大きな古本まつりがありますが、この夏の古本まつりが私は一番好きです。何といっても、ロケーションが素晴らしい!会場となっているこの糺の森は、高い樹々に囲まれ、小川が流れているせいか、気温が市内に比べて2~3度は低いように感じます。昼なお暗い森の中、裸電球の下で古書を探すのは、ここならではの風情です。小川のほとりにはシートを敷いてお弁当を広げる家族連れの姿も。水遊びができるので、確かに子供連れでも退屈しないでしょうね。

黙々とワゴンに並ぶ本と格闘すること数時間。足が棒になったところで、お楽しみはまた明日に残して帰途につきました。本日の釣果はわずか3冊。でも前から欲しかった道成寺ものの絵本がゲットできたので満足です。さあ、明日も朝から繰り出すぞ~!
PR
Comment
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack
トラックバックURL  :  
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
星林堂
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者アド
カウンター
material by bee  /  web*citron
忍者ブログ [PR]